ブランドづくりについて PART1
ブランドづくりは大変な作業です。
実際にブランディングを行うとなると、いくつもの項目をクリアーしながら、日々チェックを行いインナーブランディングも含めて社内が一丸となって進めていかなければなりません。コストも時間もかかります。
実際には中小企業では、なかなかブランディングをじっくり行える体力はありません。決められた予算の中で少しでもしっかりとした結果を出さないといけません。
予算がないからと、ついつい中途半端で終わってしまっているモノも見かけます。お金も時間ももったいないです。無理をして専門家にお願いして自分は理解できてないけど専門家さんの言う通りにすれば良くなるのでは、と考えているのでしょうか。
自分の会社が今ひとつ伸びない、人が集まらない・・・からどうすれば良いのか。
ブランディングという考えがあるみたいだ。
そう思ったらまずは、専門家にお願いする前に、自分たちでできることはないか真剣に考えてみてください。
外ではなく社内に目を向けてみてください。無駄な作業はないか?商品は整理はできないか、あいさつはできているか?ひょっとしたら簡単なごとの積み重ねで変わっていくかもしれません。
ブランディングの依頼に来られる方は、ブランディングという概念よりなんとなく今までのやり方や現状に違和感を感じ、前に進むために会社を変えていきたいと思っている方々が多いです。相談を受けてるうちにすべきことを見つけ、ビジョンを見つけ進んでいきます。なんとなく相談に来る方でも、しっかりビジョンを持っている方は必ず良い方向へ向かいます。
なかなか揺るぎないビジョンを持つのは難しいですが、最初にとにかく真似事をするのでは無く自分たちの『らしさ』はなにか社内で考え、膨らましてみてください。
そこからが変化への一歩だと思います。