Tanigawa Jozo 谷川醸造
hearing
能登・輪島のお醤油屋さん
石川県の輪島市で大正7年からお醤油づくりをしている老舗の谷川醸造。
谷川醸造を支える若夫婦に初めてお話をさせていたのは2012年のこと。3代目から4代目への世代交代をはじめていく時期でした。
これまでやってきたものは残しながら、自分たちの世代でも新しいものを作って残していきたいということ、そのタイミングでパッケージのデザインを変えていきたいというお話でした。お話を重ねていくうちに、方向性が見えてきました。
concept
「糀をみらいの食卓へ」
今まで親しまれてきたサクラシリーズはそのまま残しつつ、サイズや容器を見直してブラッシュアップするとともに、自分たちの世代が次の世代へ残していくための、新たな商品ブランドを作る。今までのターゲットではない新しい世代にもお醤油や糀を伝えたい、雑貨屋やセレクトショップへ置いてもらえるブランドにしていく。
私達は「糀をみらいの食卓へ」をコンセプトに掲げ、新しい商品開発への取り組みを進めました。
output
result
糀のディップソースを皮切りに、ポン酢、醤油、おかず味噌、と谷川さんご夫婦はあわてずていねいに、すこしづつ商品を増やしていきました。徐々に知っていただく機会が増え、念願通り雑貨屋さんやセレクトショップに置いていただける商品に成長していきました。
地元への貢献にも注力されていて、輪島朝市にも出店。お醤油を使ったお土産用の商品もお手伝いさせていただきました。谷川さんご夫婦の地道な努力のたまものです。それをサポートさせていただけてうれしい限りです。